7月7日(木)の放課後、生徒会のメンバーが湧別町役場を訪問し、町長との意見交換会を行いました。
まず、6月上旬に北大で行われた「北大祭」に「野菜ホタテカレー」を提供するために出店した際の状況を報告しました。参加した生徒からは、大学の規模が大きく、人がたくさんいて圧倒されたことや、初めての模擬店出店で販売者の視点に立って考えられたことなどの感想を述べました。町長から、今回のことをしっかり振り返り、改善点を見いだして次年度につなげてほしいとのお話がありました。
続いての話題は「魅力ある学校づくり」でした。近隣の自治体の祭りに参加して学校をPR、学校全体の学力向上、外部コーチの導入やe-sports部・ゴルフ部の新設、ソフトテニス部の復活などの部活動の充実、「プログラミング言語」を授業に取り入れるなどの教育課程の充実等の意見がありました。
最後に学力向上に関して「公営塾」の話題となりました。放課後の学習場所の提供とともに、「居場所」としての機能があればという意見がありました。進学等に向けた学習の他に、自由に勉強できたり、友人と教えあえるようなスペースがほしいとのことです。
このような高校生の意見に、町長や役場職員からひとつひとつ丁寧に回答をいただきました。できることは対応したいとのことなので、将来、自分たちの考えが反映されることで、まちづくりに関わった成就感が得られ、卒業後も湧別町を思う気持ちを持ち続けるようになってほしいと思います。
このように、学校の外に出て大人と接することで生徒たちは社会性や主体性、コミュニケーション能力などの資質・能力を身に付けて成長へ繫がっていくのだと思います。このような機会を与えていただいた刈田町長をはじめ、湧別町役場の方にこの場を借りてあらためてお礼を申し上げます。
今後はさらに多くの場面で地域の方たちの協力を得ながら、生徒の成長に結びつくような機会を持てるようにしたいと考えております。